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ダイの大冒険とは

週刊少年ジャンプにて1989年から1996年まで連載されてあの人気RPG『ドラゴンクエスト』の世界観・設定を元にした漫画作品です。

連載当時はジャンプ黄金期であるとともに、『ドラゴンクエスト』シリーズが社会現象になるほど人気を博していました。

「ダイの大冒険」は、そんな時代に『ドラゴンクエスト』のプロデューサー堀井雄二さんが監修のもと、原作に三条陸先生、作画が稲田浩司先生にて製作され、大ヒットしました。

「ダイの大冒険」は『ドラゴンクエスト』の世界観を大事にしつつも、しっかりとジャンプの王道漫画になっています。監修の堀井雄二さんも「ゲームと同じ内容ではつまらない」とし、主人公を中心としたゲームとは違う壮大なストーリーを作り上げています。

あらすじ

勇者アバンが魔王ハドラーを倒し、平和となった世界。

そんな中主人公のダイは、魔王から解き放たれた温和なモンスター達が住むデルムリン島にいるたった一人の人間の子供でした。

モンスターである鬼面道士のブラスに育てられ、友達のゴールデンメタルスライムのゴメちゃんと平和に暮らしながら、将来勇者になる事を夢見ていました。

そんなある日、島のモンスターたちが凶暴化。その原因は勇者アバンに倒されたはずの魔王ハドラーの復活でした。

そこに勇者アバンとその弟子の魔法使いポップが現れ、島のモンスターは正常にもどりますが、ダイはアバンの弟子となり、魔王討伐を目指します。

幻のダイの大冒険の続編（ネタバレ注意）

ダイの大冒険のラストは続編の含みをもたせたまま終了しています。

大魔王バーンを倒したダイでしたが、キルバーンの魔界の爆弾「黒の核晶（コア）」で世界を破壊しようとします。

そこでダイがキルバーンを持って空に逃げて爆発して世界を再び救います。

しかしその後もダイの持っていた剣は光を失っておらず、生きていると考えたダイの仲間達はダイを探す冒険に出かけてエンディングとなります。

実はこのダイの大冒険には大魔王を倒した後の通称「魔界編」とした物語が構想としてあったことが『JUMP REMIX』版での三条先生のインタビューで明らかになっています。

これはキルバーンを送り込んだ魔界の奥地に幽閉されている冥竜王ヴェルザーと、その魔界を舞台とした物語になるはずでした。

しかしながら作画の稲田先生の体調を鑑みて、現在も続編は描かれていません。

「ダイの大冒険」が2020年に新アニメとして復活！

2019年12月21日に千葉県・幕張メッセで開催された“ジャンプフェスタ2020”にて、『ダイの大冒険-』が2020年秋に完全新作アニメ化されることが発表されました。

また、ゲーム化プロジェクトも同時に始動していることも明らかに。

こちらは、ジャンプフェスタ2020のスクウェア・エニックスブースで行われた“星ドラCEO就任記念 堀井雄二×DAIGO 生対談”にて発表されました。

アニメは東映アニメーション、ゲームはスクウェア・エニックスが制作を担当します。

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