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新宿スワンが無料でお得に読める!!新宿歌舞伎町のリアルを描く!

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あの綾野剛さん主演で映画化も大ヒットした人気漫画「新宿スワン」をお得に無料で読める方法をご紹介しています。

新宿スワンとは

『週刊ヤングマガジン』で2005年から連載された、和久井健先生による新宿歌舞伎町で働く”スカウトマン”を描いた漫画です。

いわゆる日本の裏社会、裏経済をリアルに描いたアウトロー系作品ですが、ギャグ要素も多く、非常にポップに読む事が出来る傑作です。

あらすじ

主人公の白鳥龍彦(しらとり たつひこ)は上京して成り上がり、女をはべらかす光り輝く敏腕エリートになる事を夢見ていた19歳。

しかし現実は全財産100円しか持たない底辺生活。

そんなある時、新宿歌舞伎町でスカウントマンをやっている真虎(まこ)に拾われ、白鳥はスカウト見習いとして働くことになる。

純粋な気持ちで女の子のために役に立ちたいと思っていた白鳥だが、そこには社会の闇といえる現実が待ち受けていた。

そもそもスカウトとは?

この作品で描かれている”スカウト”とは、よく渋谷や原宿でいる芸能人発掘のスカウトとは違い、「キャバクラ、風俗、AV」で働く女の子をスカウトする職業を指します。

歌舞伎町を歩く若い女性に声をかけて「夜の仕事」を斡旋し、紹介先のお店からお金を貰う商売です。

新宿東口からアルタ横の通りは”スカウト通り”と呼ばれ、そこでスカウトマンは手当たりしだい女性に声をかけています。

スカウトマンは女性を騙して性をお金に変える悪い人達という事ですが、女性側もこの不況の世の中で多額のお金を稼げるという点でWIN-WINの面もあるのです。

しかしながら若くして多額のお金を手にした女性はホストに貢いで借金地獄に陥ったり、麻薬に手を出したり、半グレやヤクザのトラブルに巻き込まれたりと、様々な不幸に見舞われる人も多いです。

一方のスカウトマン側も、数多くあるスカウト会社とスカウトが出来るエリア「シマ(縄張り)」をめぐって争ったり、ケツもちのヤクザに上納金を納めたり、警察に逮捕されたりと、多くの困難に直面しています。

そんな”スカウト”を、元々スカウトマンをやっていたという和久井健先生が、極めてリアルに描いています。

日本の裏社会、裏経済をリアルに描く!

この漫画は基本ギャグ要素大目、喧嘩ものという感じですが、日本の裏社会や裏経済が本当にリアルで分かりやすく描かれているのが特徴の一つです。

裏経済とは、いわゆる法律上は犯罪ですが、現実問題、需要は存在するため、表の会社の代わりに裏の人達、ヤクザや半グレたちが供給するビジネスです。

それは麻薬だったり、裏カジノだったり、売春だったり、闇金だったりです。これらは犯罪ですが、需要があるために裏の人達が供給者としてビジネスを回す裏経済が存在するのです。

そこをエリアを取り仕切り、ルールを作ったり、取り締まったりするのがヤクザです。

ヤクザはそれぞれの組でシマ(縄張り)を持っており、そのシマで麻薬、カジノ、売春、闇金といったシノギ(商売)を行います。

そんな裏経済で日本の中でもトップクラスの市場があるのが新宿歌舞伎町ということです。

歌舞伎町は繁華街、歓楽街という派手な街のイメージがありますが、その闇もまた大きいのです。

裏経済の闇、マネーロンダリング

この新宿スワンでも歌舞伎町の闇は非常にリアルに描かれます。

ホストクラブにはまる女性、ホストに多額のお金を貢ぎ、スカウト通りのスカウトマンに「キャバクラ、風俗、AV」を紹介してもらってお金を稼ぎ、そのお金を全てホストに貢ぎます。

それでもお金が足らなくなり、闇金に手を出す、クスリに手を出す。そうして人々の人生は破滅していきます。

またこの漫画でマネーロンダリングという言葉もたびたび登場します。

マネーロンダリングとは資金洗浄(マネーウォッシュ)とも言い、ヤクザが麻薬、カジノ、売春、闇金という裏で稼いだ表に出せないお金を、表で使えるようにすることです。

麻薬、カジノ、売春、闇金などは犯罪なので、そこで稼いだお金は銀行に預けて大きな物を買ったりというのは出来ないのです。

税務署が個人、法人のお金の出し入れをチェックしているので、何か大きな買い物があった場合、その元となったお金が犯罪行為で稼いだお金とバレていまうのです。そのため裏で稼いだお金は現金で持っておくしかないのです。

しかしながら普通大きな買い物をする場合は現金で支払うことはありません。そのため現金でもっていても”使えないお金”なのです。その使えないお金を使えるお金に代えるのがマネーロンダリングです。

例えばこの作品で出てくる話としては、ホストクラブや、地下アイドルなど、現金ビジネスをしているお店をフロント企業としてヤクザが裏でわからないように経営し、そのお店に裏で稼いだお金を架空の売り上げとしてもぐりこませて計上し、表の会社のお金とするのです。

そうすることによってヤクザがフロント企業を使って、裏で稼いだお金を、表で稼いだお金と偽って資産を形成することが出来るのです。

歌舞伎町浄化作戦

一般人がトラブルに巻き込まれる事も多いこの歌舞伎町の状況に対し、2004年に当事の石原慎太郎東京都知事が「この状況を今日まで放置していたことは、日本の首都として国際的に恥ずかしい」として、警察出身の竹花豊治安担当副知事の主導により「歌舞伎町浄化作戦」が実施されました。

防犯カメラの増設、人員の増強、違法店の徹底的な取り締まりを行い、多くの性風俗店・アダルトショップなどが閉店されました。

また2005年にスカウトマンのスカウトを禁止する都条例の改正(通称・客引き禁止条例)を施行し、歌舞伎町から多くのスカウトが姿を消しました。

この「新宿スワン」でも「歌舞伎町浄化作戦」のことは描かれており、スカウトと警察、そしてヤクザのせめぎ合いも描かれています。

映画『新宿スワン』


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『新宿スワン』は綾野剛さん主演で、2015年に実写映画化され、興行収入13.3億円の大ヒットとなりました。

そして続編『新宿スワンII』も2017年に公開されました。

ドラマ『新宿スワン』


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『新宿スワン』は2007年にテレビ朝日系列でドラマ化されています。全6話です。

『新宿スワン』を読む

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